Part 2 ~ブリ~
- 2018/11/18
- 18:08
脂のりの悪い【ブリ】...
煮ても脂すら浮きません。。。
こういう個体は煮ても焼いてもパッサパサ
しかもツバスより風味が劣ります
Part 2では
これならマシだろうと思う料理をピックアップして
脂のりが悪い...【赤】を少しでも旨く感じるような
レシピを探っていきたいと思います
船長なる〝男の料理〟ですので〚映え〛ませんが
参考にしてみて下さい
Part 2
メジロ (大) 85cm級
※料理名すべてにブリと書いておりますが分かりやすいためご了承ください
全体的に同色の個体...包丁もすんなりと入ります
一日寝かせましたが... 皮と身の間に脂がない為
包丁も洗わずに使えるありさまです
振り塩をしておきます
(左)竜田揚げ用 (右上)つみれ用 (右下)ソテー用
※調理前に水分はふき取ります
トロの部分...でも...旨味がございません
カマもブリ大根煮にしましたが 大根も普通の味で
カマも...残念ながら『何も言えねぇ...』状態でした
《ブリ竜田揚げ》
水分をふき取り下味漬けに
☆漬けダレ・・・しょうゆ/酒/みりん/にんにく・しょうがすりおろし
よく揉みこみ15分ほど寝かせます
※片栗粉をまぶす際は 漬け汁(水分)を十分にふき取っておきます
(右上)170~180℃で カリッとなるまで揚げます
しっかりとした味が付き マシになりました
個人的には冷めた方が旨かったように思います
《カルパッチョ/腹身》
イタリアンハーブ/和風ドレッシング風
全く旨味が無く...ただのサラダ感覚でございます
《ブリソテー/マヨネーズ和え》
(下)両面共にきつね色になるまで焼いていきます
仕上げに ★マヨネーズ/ポン酢/砂糖 で味付けします
マヨネーズとの相性が良いのか 旨く感じます
酒のつまみにも合いそうです
《ブリねぎ香味ソース》
(左上)多めの油(大3)で両面きつね色になるまで揚げ焼き
余分な油をふき取りタレをかけ絡んだらトッピングねぎを
油淋鶏の味に近く 香味との相性もいいですね
冷めても大丈夫です 好みで一味もアリ!です
《ブリつみれ汁》 D船頭おすすめ
(右上)フードプロセッサーにかけます

ねぎ/しょうが/にんにくをみじん切り状にし ブリ切り身を
加え ミンチ状に 更にしょうゆ/マヨネーズ(適量)を加え
すり身状にすれば冷蔵庫にて少し寝かせておきます
※フードプロセッサー購入 初めて使用しましたが非常に便利でございます
料理によって魚バーグにしたり味噌を加えるといいですね
鯖缶/イワシ/サンマなどをブレンドするのもアリです
旨味が増し美味しくなります
この時点では【なめろう】みたいなもんですが煮汁に
入れますと 味/食感が変わります
アクが出るようなら取り除き 野菜類を入れ煮立てます
しょうが/ねぎの風味があり魚の旨味にはほど遠いですが
食感も良く意外と旨いです ※好みで一味/すだち/ゆず等を
※つみれにすれば少なからずとも脂が浮くものですが。。。残念
旬魚もそうでない魚も知識を持てば素人でもそれなりの
料理が案外出来るものです
また各地方の漁師飯もあるはずですから教わりましょう
今回のように脂が少ない場合は バター/オリーブオイル/
ごま油/マヨネーズ/魚の缶詰 等を黄金比率量 加える事で
脂のりの悪いブリ...少しは美味しくなるはずです
まだまだ色々な料理方法があることでしょうが
苦労して釣り上げた〝海の幸〟少しでも工夫して
美味しく頂きたいものです