鳴門海峡 【漁師泣かせの...厄介者】
- 2021/10/07
- 15:18
自然界において異変や変動が地球規模で変化している現在
様々な分野にも影響を及ぼすものと思われます
地球温暖化!?賛否両論ある中でも世界において先進国
により対策が講じられ現在に至っておりますが。。。
事が事だけに数十年規模でも恐らく答えは見つからない
でしょうし計り知れない自然の驚異/猛威に対して今後も
対応対策していくしかないのでしょうねぇ
また...現代で地球温暖化の影響があるのかどうかは
数百年/数千年後でなければわからないかも知れませんが
北極圏の永久凍土減少傾向...台風(ハリケーン/サイクロン)の大型化...
外気温の変化...海水温度の上昇...生態系の異変...等と...
上げればきりがありません
退屈にて前置きが長くなりましたが。。。
今年の異常海水温にて台風が衰えない状況が続いている中
北海道の赤潮/ブリ増/サンマ減少など影響も出ております
鳴門海峡では...8月の後半くらいから鯛ラバ/鯛ジグや
ジギングで刃物による仕掛けのロストが例年程度には
ある状況でしたが 9月中旬頃からは一変。。。
現在では頻繁に切られる状況が続いております
和歌山/大阪湾での噂は聞いておりましたが...
どうやら鳴門海峡でも団体さんが乱舞している状況で
非常に頭を抱えております
【漁師泣かせの厄介者!?】
【クロサバフグ】無毒で食せるシロサバフグと似ており同様に食せると
評価されてはいるものの海域によっては微毒/猛毒とされているそうです
夏から秋にかけて増加するみたいで生き餌をボロボロにしたりハリス/道糸 等
光るものは特に齧るとのことです
また...群れで生息しているため1匹釣れると他のフグが仕掛けにアタックを
してくるほど貪欲。。。メタルジグなどではリアフックを付けていると
ダブル/トリプルで掛かることもあり また鯛ラバ/鯛ジグ/太刀魚テンヤ・ジグ/
その他/の仕掛けも含めても 特にフォール時/魚回収時/仕掛け回収時 等で
よく切られておりますのでご注意ください!?
これといって対策は無いでしょうが鯛ラバでは光らない
ヘッドを使用しネクタイに関しては。。。
ただ...私が竿を出した時ではフグが少ないポイントでも
仕掛けを回収するたびにネクタイが短くなることもあり
1時間半で3度のネクタイ交換となったことをご参考に
また...お客さんが良型鯛とのやり取り中でも切られると
いった事態もあったことを付け加えておきます
鯛ジグはジギング同様でTGは使用を控えるのが無難!?
鯛ラバはポイント次第ではよく切られることもありますが
潮状況では移動可能なのでリスクは減るものと思われます
ただ...反対に探り釣りとなるため移動が多く鯛の活性が
低いときは厳しい鯛ラバとなることが懸念されるでしょう
船長的に踏ん張りどころでございます
青物ジギングでは潮流れやポイントにもよるでしょうが
メタルジグのチョイス/しゃくり方/フォール時の操作 等
よく考えて対処していくしかないかもしれません
特にサワラ狙いではフグの活性が高いポイントも多いので
腹をくくって狙うとともに少々の仕掛けのロストは覚悟の
上で狙うしかないものと船長的には思います
太刀魚ポイントでは太刀魚同様でしょうがフォールでの
アタリが多いときは特に気を付けしゃくり方で攻略して
いただけたらと思います
最後に。。。
全般的に言えることですがリーダー以外にPEにも噛みます
(3度切られリールのラインが足らない事態も!?)
フグの活性次第でもありますが同乗船者の方々の状況も
把握しながらジグのチョイスをしていただき出来るだけ
高価ジグの奉納を抑えていただけたらと思います
特に青物ジギングの場合は
ポイントが限られるためフグの活動域であっても移動は
しないのでご理解ご了承をお願い致します
※尚 リール/メタルジグの予備は必須ですのである方はご持参下さい
船内に多少の仕掛け類はございますので万が一の時はご相談ください
以上のことを踏まえ
今後も攻める釣りに挑んで頂けたらと思います
海匠 船長